奈良山友会 山行の記録

北アルプス〜裏銀座
野口五郎岳 湯股温泉
〜高瀬ダム、ブナ立尾根、烏帽子小屋テン場、野口五郎小屋、湯股温泉晴嵐荘テン場〜

2017年07月26日(水)〜30日(日)



< メンバー >
pike    pike's friend t2

< コース・コースタイム >
26日
奈良 20:00 - 長野道SAで仮眠 -

27日
高瀬ダム濁沢登山口 08:02 - 08:33 ブナ立尾根取付 08:41 - 09:21 権太落し 09:26 -
11:23 三角点 11:31 - 13:08 烏帽子小屋 - 13:14 烏帽子小屋テン場泊

28日
烏帽子小屋テン場 07:23 - 11:21 野口五郎小屋泊

29日
野口五郎小屋 06:04 - 06:19 野口五郎岳 06:22 - 07:02 真砂岳 07:06 真砂岳分岐 07:09 -
08:39 南真砂岳 08:43 - 10:11 湯俣岳 13:33 - 湯俣温泉晴嵐荘 - 13:35 晴嵐荘テン場泊

30日
湯俣温泉晴嵐荘 07:56 - 09:13 名無避難小屋 09:14 - 11:31 高瀬ダム湯俣登山口 11:34 - 11:35高瀬ダム


加藤文太郎が死の間際、必死に辿り着こうとした湯股温泉は、いったいどんなところなのか…
ずっと長い間行ってみたかった...

湯俣だと思っていたが、晴嵐荘には「湯股温泉」とあった。



雨模様の白い風景の中、七倉からタクシー、2,100円で高瀬ダムに。



ダムの上を歩き、トンネルを抜け、濁沢大滝を右に見て、赤い吊り橋を渡り、ブナ立尾根に取り付く
  
 
 
 

 

ブナ立尾根は、以前に降ったことがあるが、
覚えているのは、どこかの大学の山岳部の一年生が、
重いザックを担いで、バテて座り込んでいたことくらい。

アルプス三大急登らしいといえば急登だが、序盤は尾根らしくなく、濁沢大滝の高巻きのようで、
階段状のステップが続く、樹林帯で展望が無い細い道を登っていく。



糠雨といった感じで、夏空のカンカン照りよりはいいが、風の通りが無く、とても暑い。

 





烏帽子小屋に着き、テント設営。昨日の雨に濡れているテントも張れば乾く。
他の濡れた物も干す。

 



干している間に小屋前のテラスでビール。立山連峰のカールの残雪具合が美しい。

日が差し、暑くなったので小屋に入る。

 

 



 

テン場に戻り、日本酒で乾杯!
明日歩く稜線がキレイに見えた。
 
 



烏帽子のテン場での夕食は、ハンバーグカレーライス。
モンベルの200gアルファ米を1/2ずつ、レトルトカレー、レトルトハンバーグ。
モンベルのアルファ米は二人でも多いくらい。




28日
烏帽子小屋テン場 07:23 - 11:21 野口五郎小屋泊

朝食は、レーズンロールパンをロースターで炙る。プラス、カフェオレ。
パンは炙るとより美味しい。ユニフレームのロースターを持って行って良かった。



昨夜から雨。だけど、強くない。風もない。
今日は、楽しみにしていた野口五郎小屋までのわずかな距離。
雨もガスもいい。裏銀座を味あおう。きっと晴れ間も出るだろう。

 

期待通りに時折、見通しが広がり、展望が良くなり、来てよかったと思う。
予報では、ずっと雨だった。
でも、風は強そうではなかったので、来るつもりではいた(*^σ^)v

 

 



   

 



 

野口五郎小屋に着くと、服は乾燥室で、靴とテント、ザックは外で乾かした。
昼食は、野口五郎小屋の外でビールと共に。
モンベルのアルファ米をコッフェルに入れて炊く。
通常より早くできるし、美味くなった。柔らかです。GOOD!
ハンバーグライスとチーズ&ビール

 

 

雷鳥が現れた。
小屋の女子がカメラを取りに行って、間違えて双眼鏡を持ってきた。
爆笑! 「そら、あかんやろ!」 面白い〜



時間がたっぷりあるので、t2さんは、歩いていない水晶小屋方向に向けて散歩。



僕は、反対に水晶から歩いたこともあるので、干したテント類や濡れ物の乾きを見ながら、片付け&ビール。

長野山岳パトロールの方、ヤマケイのライター、カメラマンの話を聞く。

ヤマ天の猪熊さんの話、
(今週の天気は、かの予報士も悩んだとのこと)
以前読んだ、伊藤正一さんの「黒部の山賊」の話、
ヤマケイオンラインの裏銀座のモニター募集の話をすると
なんと、企画者が目の前に居たYさんだった。
僕らの応募を篩い落とした本人に出会うのも面白い.…



t2さんが、槍が見えたといいながら帰ってきた。
行けばよかったかな (^^;

 

 





小屋の夕食は、天婦羅。かき揚げが美味しかった。
おかわりした、ほくほくのご飯が美味しかった。



20時消灯まで呑んだのかな?
 

29日
天気予報は雨だったが、雨ではない。
野口五郎小屋朝食、ハート型の卵焼きが面白い。





 

小屋から緩やかな登りを経て、野口五郎岳。

 

穂先が雲に隠れた槍を眺めながら稜線歩き。

 



湯股への分岐から竹村新道へ。この分岐からしばらくの上部は、
アルプスの他の一般道のように、整備が行き届いてない。トラバースの道も狭く斜めになっている。
短いが雪渓のトラバースも。
 
 

 







 

その後、樹林帯を降る。ブナ立尾根より長く、高低差もあった。


 
 





 



やがて綺麗な水色の湯股川が見えてくる。白壁と板木の晴嵐荘に着いた。

 



 

 

 

感じのいいお姉さんにテン場と夕食と風呂の受付をすませて、テントを張り、温泉〜
熱っつ〜 熱すぎる! 猫肌なのに! 同舟の方に断りを入れ、水を入れて、やっと入ることができた。
置いてあった石鹸で頭を洗ったので、ギシギシになってしまった。

 





テン場に戻ると雨。凄くタイミングがいい!
連続の雨予報も来てみないと解らない、天気予報は、常に悪く予報する。
…と言っても慎重に判断をする!

湯俣温泉晴嵐荘で夕食。

 

 

鍋、ゴマの効いた出汁がいい。
すだちを絞り生醤油で食べる、うどんはコシがあり、美味しい。
夏にぴったり。
酒類が豊富、600円均一は、街の酒場より良いかも。20時まで。
同じテーブルになった、温泉ソムリエの三人さんとの話が楽しかった。


30日(日)
 
湯股温泉晴嵐荘 7:56 - 11:35 高瀬ダム

テン場で朝食、ペンネを茹でて、ペースト状の絡めるソースで。
粉チーズがあれば良かった。海苔やバジル、オリーブオイルも次回は持ってこよう…オニオンスープを茹で汁で。
オレンジフレーバーの紅茶(美味しい)を食後に。
行動食用のパンをロースターで炙る。美味しい。
ユニフレームのロースターには、パンを焼くにもクッキングホイルが有効。

 





 



高瀬ダムまで、疲れた足でゆっくり歩く。
加藤文太郎が生還するのに歩いてほしかった道を…
 
 



 

 

 

 

 
 
 

 
  
 

今回、EPIのREVO−3700を初使用。
http://www.epigas.com/product/revo-3700-stove/
イグナイターの着火がいい。ほとんど一発で着く。
火力も強くて音が静か。プリムスのP-153と比べれば少し大きい気もするが、
カタログ値では少し軽いし、ゴトク使い勝手は秀逸!

プロモンテ VL−32 浸水、雨漏りする時がある。もう、10年以上なので仕方ない?
何とか補修して使いたい。
フライの上に大きなビニール袋を固定すると大丈夫なので、雨漏りは頭頂部に間違いない。
縫製部分の劣化かな?

お昼は、大きな旧民家を改修した、お蕎麦さんで

 


文・写真:pike 写真:t2